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執筆者の写真Osamu Okamura

古民家再生物語・滋賀永源寺の家(その5)軒下づくり

更新日:2020年4月3日


2019/12/07,08,09

今回の作業 軒下をつくる 軒の出が少ないので、モノが干せない。なので、これを解消するのが今回の作業です。

軒を伸ばして軒下を確保する方法を考えましたが、作業も材料も必要になるので、今回は壁の方を後退させて軒下を確保するようにしました。これならDIYでも出来て、材料もほとんど再利用するので必要ありません。ゴミもほとんど出ません。

外壁の焼杉板を再利用出来るように丁寧に剥がします。新しくなる外壁を設け、ドア、窓を移設することにしました。

メモ この古民家のような伝統工法では、貫(柱間を貫いている横材)は大切な構造材です。木材の粘り力で、揺れても倒れないのが貫構法です。必ず残してください。

剥がした焼杉板が足りないので、ストックしていた床板や製材所からの端材を使って壁をつくります。端材のカタチの面白さをそのまま活かし、薄めた墨を塗って色目を統一してみました。 「捨てればゴミ、活かせば資源」です。

屋根の修理

屋根瓦のズレを改修する。 改修前(左)と改修後(右)

錆びたトタン葺き屋根に塗装

樋の改修 写真はありませんが樋の改修もしました。外れた樋、貰ってきた樋、を組み合わせての補修です。

小屋をつくる 遊び場の小屋をDIYでつくる。このDIYでの小屋は、鶏小屋、羊小屋へと進化する?!はずです。


つづく

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