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古民家再生物語・奥八女笠原の家(その4)

更新日:2020年1月26日


2019/10/14,15 納屋の再生 今回から納屋の再生に取り掛かります。 この納屋、当初取り壊す予定だったのですが、何とか活かしたいと提案。 かなり手強い再生になるのは分かっていたのですが、不可能ではない。ということで、再生することにしました。

先ずは、いつものように片付からの作業です。 納屋の廻り、内部にある不要なモノを運び出す作業から・・・・。

モノが無くなったところから傷みぐあいをチェック。特に柱の根元が傷んでいるかどうかなど。

納屋の北側の改修

特に北側が酷い。柱、壁、桁が無くなっていて、合掌の梁すら朽ちている。

Untitled

朽ちた土壁で埋まった基礎石を探すところから。まるで遺跡の発掘調査のような作業です。 先ず、屋根を支えていた柱、桁を再生することに。その桁に合掌の梁を掛けるという工程で再生します。 基礎石から桁までの寸法。柱間の寸法と位置出し。材料の手配等々を行うことに。

朽ちている梁の手前に柱を入れて補強。

納屋の南側の改修 この納屋に在った格子状のものを、折れそうになっていた梁(軒桁)の補強に柱を入れる時に再利用することにしました。これで屋根に登ることが出来ます。

メモ この部分は、壁に厚い板を張ってあるので、どうも牛小屋だったようです。かつて、どんな使い方をしていたか想像しながら再生することで、暮らしが見えてきます。 また、朽ちた原因を知ることによって、改修のヒントになり、とても勉強になります。この納屋の場合は雨漏りを永く放置したことが原因のようです。 それにしても、このような状態でも、最近の地震、台風に耐えているのが不思議なくらいです。ここまで耐えたのだから、何とかしなければと思ってしまうのかも知れません。

次回に、つづく。

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