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執筆者の写真Osamu Okamura

古民家再生物語・菊鹿の家「アルモンデ+結熊(ゆうゆう)自然農園」2018

更新日:2020年10月4日


2015年の春。ここ山鹿の菊鹿に自然に寄り沿う暮らしを求めて移住し、古民家を再生しながら自然農での暮らしをしているご夫婦の物語です。

これまでの再生の様子はこちらで https://yumerakuclub.blogspot.jp/2017/01/blog-post.html アルモンデの暮らし http://arumondeyuyu.jugem.jp/

2018/05/03~06

2018/05/03

熊本・七城の古民家(2014~)

この古民家は、菊鹿に移住するための一歩としてここを再生してじっくりと移住先を見つける拠点にした古民家です。 再生半ばで、新しい移住先「菊鹿の家」が見つかり、放置状態になっていたのですが、再生時の補強の甲斐あってか、2016年の熊本の震災で倒壊を免れたものの、雨漏りがあるので、梅雨前に、今回補修することにしました。

この七城の古民家の持ち主の柿畑です。 放置されていたこの柿畑は、移住先が決まってからも、下草刈り、剪定などの、手入れし続けている柿畑で、アルモンデの柿渋、干し柿として生産されています。

2018/05/04~06

今回の作業は、熊本地震(2016/04/14~16)での被害を受けた蔵の改修です。外壁に亀裂が入り放置していると、雨に晒されて被害が酷くならないようにするための改修です。

今回はここまでです。次回は、浮いた漆喰を剥がし、漆喰を塗り直します。

2018/07/15 自然農的暮らし、自然に寄り沿う暮らしを学ぶを・・・・・。月一で開催しながらのアルモンデの暮らし。

2018/08/10~11 きょうの作業は、冬支度です。 家は、暮らしに合わせて進化する。 2015年にココ菊鹿に移住されて3年。 漸く、アルモンデの暮らしの方向が見えてきたようで、これから、少しづつ、進化させることになりそうです。

2018/11/11,12,13

土間に杉板(足場板)を敷く

旧水屋の壁の補強

雨漏りで傷んだ柱、桁、梁を補強するために、貫だけを残して土壁を撤去し、柱と柱との間に針葉樹構造用合板を張ることにし、壁の強度を上げることにしました。

2018/12/08,09 旧水屋の屋根の改修 今は使用していない風呂の煙突周囲からの雨漏りによって梁、桁が傷んでいるので補強しながら、屋根の改修です。

傷んだ野地板を剥がし、垂木を補強、追加して、新しい野地板を張り、防水シートを張り、瓦桟を打ち、瓦を元に戻す作業です。

屋根の勾配が急なのと、野地板、垂木が傷んでいるので、とても足場の悪い状態での作業です。

メモ この山鹿・菊鹿の家「アルモンデ」は、3年も共に再生の作業をしてきたので、あうんの呼吸での作業が出来きるようになりました。 暮らしながら古民家を再生する。古民家を暮らしに合わせて再生する。 暮らしに合わせて進化し続ける古民家。

2018/12/21,22,23 炭焼き 燃料確保のための炭焼き この窯は棚田の中ほどにあり、50年前につくられたもので、40年ほど焼いてない窯を復活させることが出来た窯です。

土壁の補修 傷んだ土壁を剥がし、竹で小舞編み下地をつくり直し、剥がした壁土を練直し、塗り直しです。 塗り上がった土壁に新聞紙を貼り、表面が乾燥してひび割れを最小限に抑えることが出来るのではと貼ってみました。

漆喰塗り 煤けた壁は灰汁止めのために、蒟蒻芋を水で希釈して塗ります。 炭焼きの準備をしていた時偶然掘り起こされた蒟蒻芋で・・・・・。

(つづく)

これまでの再生の様子はこちらで https://yumerakuclub.blogspot.jp/2017/01/blog-post.html アルモンデの暮らし http://arumondeyuyu.jugem.jp/

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