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古民家再生物語・水俣の家


2017/07/18 この古民家を「スタジオビーガン」の活動拠点として再生するプロジェクトです。 この古民家に会えたきっかけは、熊本の円台寺の古民家(築150年)での、漆喰塗りのワークショップからの繋がりです。

2018/01/18~19

今年、最初の水俣での作業。 屋根裏部屋の窓が壊れているので、先ず、この窓を再生することにします。 辛うじて窓枠がある程度なので、これを修理するより、余っているガラス戸をカットしてつくることにする。 木の建具なので、簡単な庇をつけます。 これで、窓からの雨が吹き込むことが免れます。台風の時はチョッと心配ですが・・・・・。

この古民家を活かして、お二人の活動拠点をつくること。 「食」を通しての活動。

その中核となる厨房を先ず使えるようにする。

そんな、こんなの話しながらの作業です。

先ず、この古民家の骨格ともいえる構造ですが、かなり壁が撤去されていて、補強を兼ねた壁をつくることにします。

この古民家の見せ場ともいえるこの広間は、白い壁、黒い梁と柱の水墨画のような空間に、食材を活かした料理が登場する。という勝手なイメージをしながらの作業になればと思います。

今回はここまで、

2018/03/14~15 漆喰塗りが終わったというので、2か月ぶりに現場にお邪魔しました。 漆喰塗りはお二人でDIYでの作業です。

階段の取付け

今回の作業は、貰ってきた階段を取付けます。取付ける位置を決め、2階の床板を剥がし、床板を受けている小梁(大引き)を撤去し、階段を掛ける作業です。段数が一段足りないので階段を受ける台座をつくり、それを一段目とすることにしました。

床張りの準備

畳から板張りに改修します。そのための床下地の調整、補強等を行います。 畳をあげ、根太の高さを調整し、構造用針葉樹合板12mmを下地として張ります。

厨房の床下地

つづきの作業は、宿題として、お二人に任せることにし、次回は1か月後です。

次回につづく

このつづきの作業はこちらで 古民家再生物語・水俣の家(その2)

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