top of page

暮らし再生物語・繕って暮らす

更新日:2021年2月28日


古民家をDIYで繕って暮らす。

古民家はこの国の自然風土によって培われてきた暮らしのカタチです。 この自然に寄り添ってきた暮らしの知恵や工夫を学ぶことが出来ます。 人の暮らしは十人十色です。 どのように暮らすかは人それぞれです。 ですが、安全のため、暮らしのため、に関しては共通です。 それを踏まえた上で、暮らし方に合わせて、古民家を繕うことにしましょう。

モノは、酸化、風化、劣化します。経年変化しないものはありません。 その為に繕うことが必要になります。 この経年変化を美として楽しむことも出来ますが・・・・・。 古民家の改築、修理の経験豊富な職人さんに、新築、増築をお願いすると家は長持ちします。その理由は、どこが傷むか分かっているからです。 また、かつての職人さんは自分で手がけた家は自分で修理出来る社会の仕組みになっていました。その経験が次の家に活かされてきました。地域のことも把握し、暮らしを理解していました。 今日では地域性がなくなり、その立地すら把握しないままに、建てられています。安全すら疎かにすることさえあります。 つくる人と使う人の距離が離れ過ぎてしまいました。 このような過度な社会は決して健全な社会の仕組みとは云えません。 自分の暮らし、衣食住では、つくる人と使う人の距離をもう少し縮める必要があると思います。 どのような仕組みでつくられているかも解らなくては、繕うことすら出来ません。 古民家を繕って暮らす。

自分の暮らしにあった古民家に繕ろい直す。 自分たちで繕えば、傷めば再び繕えるし、風化、劣化にも事前に対処出来、家も長持ちすることになります。

bottom of page