2020/12/29 きょう現場を見せて頂きました。築は昭和のオイルショックの頃(なので築40数年)にお父さんが建てられ、一度改築(バリアフリー化)したとのこと。
コンロ(ビルトインタイプ)を始め、色んなものが壊れたり、傷んだりしてきたので、これを機会に、予算に限りがあるのでDIYで、リノベしたいとのこと。

2021/01/05
きょうは、前回の打合せの内容を踏まえたラフプランで、具体的な作業、日程、予算などの打合せをし、正確な寸法取りをしました。

2021/01/25 現場から写真が送られてきました。進んでいます。この家のメンテで出入りしているYさんとご主人とで吊り戸棚、流し台などを撤去してくれています。
2021/01/26 作業1日目
キッチンから洗面、洗濯室に行けるようにします。 ビニールクロス貼りの下地はプラスターボード。ボードを剥がすと貫構法の竹小舞、壁土塗りでした。 壁土は丁寧に剥がし、米袋に入れてストックする。
出窓に面していた既設の流し台を、カウンター付きのセンターキッチンになるように移設します。
2021/01/27 作業2日目
既存の食器棚の設置

壁の補強(腰壁部分に針葉樹構造用合板を張る)。流し台移設による配管。
2021/01/28 作業3日目
きょうは、大工作業をせず。女子会にて、天井、壁に、ローラーで塗る漆喰を塗ってもらいました。
2021/01/29 作業4日目
ビルトインコンロの取付け。食器棚の取付け。 無垢の杉板張り始める。

2021/01/30 作業5日目
床の杉板張り。腰板下地づくりと見切り。腰板見切り等木部の荏胡麻油塗り。
照明器具の取付け。カウンターの椅子組立て。 イスが来たので、天板がまだないカウンターに、早速並べてみることに・・・・。

2021/01/31 作業6日目 カウンターの取付け。 あと、レンジフードが来ると窓の上の壁が完了します。 壁のタイルは、既存のまま活かすことにしました。

冷蔵庫、冷蔵庫上の戸棚も付きました。 洗面室への扉(引戸)を付けると完了です。

メモ 一部の作業(レンジフード、洗面室への扉、腰板張り)を残し、キッチンが使えるようになりました。 約一週間キッチンの機能が停止していました。キッチンは暮らしの中でも重要な中心的な機能を担っています。その機能を止めての作業なので慌ただしかったです。 この後の作業は、日を改めての作業になります。
2021/02/08,09 作業7日目 レンジフードの取付け準備 キッチンから洗面への開口
メモ
床板:日田杉 梅江製材所 腰板:日田杉 梅江製材所 壁:既存ビニールクロスにローラーで塗れる漆喰塗料 見切り、胴縁等:杉 ホームセンター 天井:既存ビニールクロスにローラーで塗れる漆喰塗料
カウンター天板:集成材(フリー板)厚30㎜ ホームセンター 流し台:既存(TOTO) 流用 食器棚:既存(TOTO)流用 レンジフード:
照明器具:
カウンター椅子:
2021/02/24,25,26
小笹の家リノベ第2段、キッチンからの脱衣洗面室のリノベです。
洗濯を屋外のバルコニーで行っているのを室内で行えるようにします。
作業前の洗面室 正面の壁にあった洗面化粧台は撤去してくれていました。ここに、洗濯機を置きます。
吊り戸棚の下にキッチンにあった吊り戸棚を取付ける。日々使うものはここに。
配管の移設、配管を増設。 洗面化粧台の配管は洗濯用の排水、給水に付け替える。新しくつくる洗面の給排水は増設です。
洗面のカウンターをこれらの板でつくることにしました。
作業3日目
カウンターの板の反りが激しく、大工の山下さん、かなり手こずりました。 が、何とか反りを押さえ込んで取付けました。
予定の3日間で終わらないかもと思いましたが、何とか洗面が使えるようになりました。 あとは、壁、天井等、DIYでの塗装等は、宿題にしました。

2021/02/27,28 現場から送られて来た写真です。宿題、進んでいます。
つづく
昭和な家再生物語について
昭和な家再生物語は、古民家再生物語とは別ジャンルにしています。古民家再生物語は、この国の伝統的な構法で建てられたものとし、戦後の高度経済成長期に建てられたもの(伝統的な貫構法から、筋違い構法に代わりつつある時期)を「昭和な家」とに分けています。戦後の大量に建てられた家には棟梁の腕のバラ付きが見受けられるからです。
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