古民家再生物語・鹿央の古民家(その2)4月の作業
- Osamu Okamura
- 2021年9月20日
- 読了時間: 2分
2021/04/03,04,05,06 明治2年築の古民家を、暮らしながら、カフェ、工房、オーデオルームのある古民家に、市井の建築家とDIYで再生する物語です。 これまでの作業 古民家再生物語・鹿央の古民家 古民家再生物語・鹿央の古民家(その2) 古民家再生物語・鹿央の古民家(その3) 古民家再生物語・鹿央の古民家(その4)

明治、大正、昭和、平成、と時代を生き抜くために改修に改修を重ねてきたこの古民家を、建築当初の姿に補強しながら活かしながら、これからの暮らしに添うように再生です。 先ず、かつての土間部分から始めます。壁、間仕切り壁、天井を覆っている化粧合板を全て剥がします。真っ黒な煤けた古民家が現れます。「剥がせば古民家」です。

剥がした天井から、よく燻された煤竹の天井が現れる。

剥がした材は再利用のため、釘を抜きます。「捨てればゴミ、活かせば資源」です。
暮らしながら、1階をカフェと工房に、2階(屋根裏)の一部をオーデオルームに、再生します。
先ず、1階の壁の補強から始めます。

閉鎖した製材所から貰ってきた端材で、カウンターやテーブルをつくります。

製材所から貰ってきたカウンターにする材の加工

柱の補強を兼ねたテーブルです。

2021/04/16,17 2021/04/23,24,25 屋根裏(2階)の改修です。


2階の床の補強です。既存の床板、竹の上に、根太を組みなおして針葉樹構造用合板を張ります。一部に既存の壁を撤去して通風が良くなるように開口部を設けます。

つづく
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