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古民家再生物語・糸島志摩野北の古民家

更新日:2022年5月24日

2020/05/07 この物語は不思議な巡り合わせで始まりました。現在猛威を振るっている流行り病のため外出を自粛するように非常事態発令中で、現在進めている八女郡広川の古民家再生プロジェクトの今月の作業を延期する打合せの中で、糸島で古民家を移築して、自給自足を目指している方が居て、水の確保が上手くいかないので、一度現場を見てもらえないかという話になり、糸島に行くことにしました。



2020/05/17 現地について驚きました。この古民家、十数年前に何方かと訪れたことのある古民家でした。当時、熊本の人吉から移築して間もない状態のころでした。壮大な構想のプロジェクトだったような記憶が蘇えってきました。 まったく別の繋がりで、再びこの古民家に訪れるとは思ってもみませんでした。

そんな古民家が、少し悲しい状態になっていて、下屋の軒桁を受けている柱が梁から外れ、今にも倒壊する状態です。これ以上酷くならないように、兎に角、きょうはロープで縛って固定する応急処置をすることにしました。

2020/05/24 きょう1日で、垂れ下がった屋根を水平にする、という、超ハードなスケジュールでの作業です。 先ず、地元の氏神さま「桜井神社」にご挨拶です。


柱を支えている梁が朽ちて250mm柱が下がっている。これをジャッキを使って6か所の柱を持ち上げるのが今回の作業です。 先ず、梁の下に鋼管でサポートします。今回13名での作業です。梁を支えるチームと、ジャッキアップの準備をするチームとに分かれての作業です。


軒先がほぼ元の状態になりました。一時は車の貧弱なジャッキ6台で持ち上がるのだろうかと不安になりましたが、色々補強しながら何とか持ち上げることが出来ました。


無事今日中に終わることが出来ました。お疲れさまでした。



現場からの素晴らしいサンシャイン。頑張った、ご褒美です。

メモ 古民家の移築や再生では、自然を知り尽くした伝統的な構法を無視したところがやはり傷みやすいことを痛感しました。伝統的な構法は長年の経験で傷みやすいところを工夫してきた、それを無視すると、てき面に傷みやすい。特に雨の処理は大切です。 十数年前に移築されたこの古民家ですが、現在未使用です。空き家のまま放置しておくのが勿体ない。何とか有効活用してもらいたいと思います。

つづく

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