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執筆者の写真Osamu Okamura

古民家再生物語・熊本鹿央の古民家 傷んだ梁の改修

更新日:2022年6月25日

明治2年築の古民家を、暮らしながら、居住部分、カフェ、工房、オーデオルームのある古民家に、市井の建築家とDIYでの再生物語です。


2022/05/25,26,27,28

今回は傷んだ梁(差し鴨居)の補修です。


土壁が下がってこないように補強しての作業です。


傷んだ梁の酷い部分を取り除くと柱との仕口まで進行していました。


傷んだ梁を取り替えるつもりで準備していたのですが、梁を支えている柱との仕口部分も酷く、傷んだ梁を外すと対処できなくなる可能性があったので、取り替えるのは断念。


傷みが酷い梁と柱の仕口の補強が難しい状態なので、補強壁を設けることにしました。


梁の補強をボルト締めで固定しました。

補強壁は両面に針葉樹構造用合板12mm張り、羽目板張りは次回までの宿題です。


元の障子を入れてみました。 ボルトナットは釘隠しに見えるようにしています。



次回までの宿題として天井、壁に羽目板張りをお願い、張る前に蜜蝋ワックス掛けをしてもらいました。



2022/06/21,22,23,24

宿題にしていた広縁や6帖間等の羽目板張りは完了していました。


座敷の差鴨居の補強

今回は手つかずになっている座敷にすることにしました。差し鴨居の傷みが気になっていたので、化粧合板張りで隠されているところを剥がすことにしました。 剥がしてみると案の定に傷んでいる差し鴨居が現れました。

何のために新聞紙を貼ったのか不明ですが・・・・。


差し鴨居の補強 柱を立て、補強壁をつくることにしました。差し鴨居に厚35mm幅210の足場板を添え木にしボルト締めにしました。


建具は、山鹿菊鹿のアルモンデで貰ってきました。






つづく

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