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古民家再生物語・旧楠森製茶場

2012年

旧楠森製茶場のことを知ったのは、八女福島の矢部屋許斐本家「このみ園」の方からです。 許斐本家の歴史 http://www.konomien.jp/contents/about/history/


築1923(大正12)年の楠森製茶場

●産業遺産としての価値

大正12年に建てられた製茶工場がほぼ当時のまま残っていることだけでも歴史的建築物としての価値がある。

由緒、来歴もはっきりしている。さらに、昭和8年に農林省指定工場となっており、製茶関連施設として、また茶文化の担い手として史的価値は高い。加えて、農林省指定後、品評会も開催されるようになり、戦前の一次工程を行う製茶工場としては珍しく増築ではあるものの日除けと拝見場が付く。併せて製茶場を管理した茶業功労者の旧宅も残っている。

産業遺産としての意義は、機械は撤去されたものの当時の姿をよく留めており、水車の動力跡、常設の合場などの設備に加え、外観上の姿は製茶場らしくなく、どこか威厳のあるファサードとなっている点など随所にある。

最大の意義は、建設後に農林省指定となった工場が現存することで、指定となったことに応じて適合措置を取るという、単純な近代化の過程での変化とは違う産業施設としての間取り等の変化の様子を持つことである。

(二村 悟 氏)

現在は使用されることの無くなった、旧楠森製茶工場…

旧工場は大正12年に建築されました。

昭和初期の最盛期には畑の栽培面積は十二町歩(約12ha)、単独所有での栽培面積では県内はもとより、全国でも最大級の規模を誇っていたとされ、昭和八年には農林省指定の模範工場に選定され、畑の一部は国や県の試験茶園としても活用されていました… (楠森堂ブログより)


2012年 旧楠森製茶場



2012/10/02 応急処置のための作業を行う。



2012/10/05 楠森堂ブログ



 

2020/12/03 とても残念な知らせがありました。 苦渋の選択で、この旧楠森製茶場を解体することにしたとのことです。

河北さんのfacebookより


旧楠森製茶場 全国的にも貴重な歴史的 茶業関連 産業遺産 このような産業遺産の保存を個人に委ねるだけで良いのだろうかと思います。


こうなっては残念ながら手の施しようがありません。貴重な産業遺産が消えることになりますがこのまま放置しておくのは危険であり、解体するのが賢明だと思います。無念ですが・・・・。



2021/01/15

河北さんのfacebookより


メモ 解体材が小石原焼の窯元へ 1923(大正12)年より、およそ百年、建築材としての役目を終え、小石原焼の焼き物として役立つことに、せめてもの慰めになります。



◇楠森堂のホームページ

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