この物語は、この古民家(築百数十年)の裏にある自家菜園で出来た野菜を、タイ出身の奥さまがタイ料理を提供出来るようにする物語です。
2020/10/02
先ずは、地元の氏神さま「八所宮」に、ご挨拶。
物置小屋の片付 百数十年の暮らしのモノが詰まった小屋には、雑多なものが入っていて、それを全て出してみることにしました。出したものは一旦納屋の軒先に移動し、納屋の中のモノも整理して、小屋から出したものを再び納める作戦です。
写真は、箪笥と棚を残して、全て無くなった状態です。ここに厨房をつくる予定です。今回は、部屋の寸法を取り、厨房のレイアウトを考えることにします。
ラフスケッチ 約1間×4間の物置小屋。
2020/10/25 ラフスケッチ(その2) 古民家の納屋(物置)を片付けて、飲食の許可を取って、タイ料理を提供できるところにする。
2020/10/27
作業2回目。計画案に準じての作業をすることにしました。前回の作業で残った棚の撤去。
棚を撤去するために壁のベニヤを剥がしてみると・・・・・。土壁のはずが、中は空洞、外壁の板張りが見えている。
この撤去した材で厨房と客席の間の仕切りをつくることにします。いつものように、先ず解体したものを再利用するところから始めます。棚を支えていた材を再利用しての間仕切りです。 カウンターの天板は、棚板を再利用します。
2020/11/18,19,20 前回のつづきです。 胴縁で下地をつくり、ケイカル板を壁に張る。
資料(1)昭和12年(?)
排水管、給水管を既存の配管に接続する。
厨房 壁の上部、天井は、既存のベニヤのままで再利用。棚から下の壁はケイカル板を張る。奥のガラス戸棚(既設)は再利用します。
2020/12/08,09 客席と厨房の間に格子の欄間をつける。
2020/12/11
レンジフード 外側はケイカル板張り、内側はトタン板張りのレンジフード。
水屋箪笥 商家などの土間の水屋(台所)にある食器棚。膳棚(ぜんだな)ともいい、お膳が入るようになっています。古民家の土間の台所の改修時から姿を消してしまった水屋箪笥。この古民家でも改修時にこの物置小屋に移されたものと思われます。 この水屋箪笥は大きいので客席が少なくなるのですが、邪魔者扱いせずに、活かした客席をつくることにしました。
2020/12/18
きょうは飲食店営業許可の保健所の検査日。検査は無事に終わり、営業許可が発行して頂けることになりました。
客席づくりはこれからの作業になります。 この古民家の物置小屋が、タイ料理「marjun(マージュン)」に再生し、新しく進化していくことを楽しみにしたいと思います。
2021/01/15 今回は客席側の作業です。床がかなり斜めになっているので水平にする作業と、大きな水屋箪笥も同じように斜めになっていて、先ずこれを水平にする作業です。 この水屋箪笥はビルトインタイプになっていて、前面の建具と枠だけを移設したようなので、この部分を解体し活かすことにしました。 今日ではお膳を入れる必要が無くなったので、膳棚の奥行を少し浅くし、少しでも客席を広くすることにしました。
2021/02/27 きょうの作業は、漆喰を塗れるように準備します。天井に廻り縁を、壁には腰壁と見切りを取付けます。 腰板はこの物置にあったスノコを解体しての再利用です。壁の傷は、この物置小屋の棚の跡です。
この客席は、大きな丸いテーブル一つです。丸いテーブル一つの客席。
2021/03/26,27 1ヶ月ぶりの作業です。 今回は壁の補修を兼ねての漆喰塗りです。物置の棚の撤去した跡の残る下地の補修を兼ねて、砂漆喰塗りで対処することにしました。 砂漆喰にすると若干砂の色でくすむのですが、漆喰の真っ白よりチョッと深みが出るような気がします。 作業前(左)土壁が見えているところが棚の跡。 作業中(中)、 作業完了(右)厚く塗ったところがなかなか乾かない。
欄間の格子。
つづく
Farm Tateishi JAPAN and thailamd
街は夢の集まりプロジェクト タイ料理 marjun(マージュン) https://yumerakuclub.blogspot.com/2020/12/marjyn.html
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